岐阜県・郡上市・長滝白山神社

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郡上市・長滝白山神社
【 概 要 】−長滝白山神社は奈良時代初期に霊峰白山を開いた泰澄大師により白山神(白山妙理大権現を)を勧請され創建しました。長滝白山神社は白山信仰の東海地方の中心的な存在で、東海地方の信者や参拝者が白山を登拝する際には長滝白山神社の門前町を通過する事になりました。又、長滝白山神社の境内が奈良の都から見ると北東方向にあたる為、都の鬼門鎮護として位置付けられ特に元正天皇(第44代天皇(女帝)・在位:霊亀元年(715)養老8年(724)は祈願所として篤く庇護し最盛期には1万3千石の社領を領しました。白山信仰が全国規模に広がると長滝白山神社は美濃馬場と呼ばれ、白山比盗_社を拠点とする加賀馬場と平泉寺白山神社を拠点とする越前馬場とともに白山三馬場と呼ばれました。別当寺院である長滝寺は平安時代になると比叡山延暦寺(滋賀県大津市)の別院となり天台宗に宗派を改めています。明治時代に神仏分離の政策により長滝白山神社と別当寺院は分離を余儀なくされ、別当寺院は長滝寺や阿名院等が存続しました。現在でも長滝白山神社の社殿と長滝寺の堂宇が略同じ境内を所有しているような錯覚を覚えるような伽藍配置が維持され神仏習合の名残が見られます。又、神官は奈良時代以来、若山家が歴任し境内に隣接する敷地に江戸時代後期に建てられた若山家住宅は岐阜県指定文化財に指定されています。
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長滝白山神社(郡上市):周辺の見所

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