岐阜県・飛騨市・円城寺

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【 概 要 】−円城寺の創建は承久3年(1221)、江馬家初代小四郎輝経が鎌倉から領地である北飛騨に入る際、今まで祀ってきた聖観世音菩薩像を領内の殿村に安置し堂宇を建立したのが始まりと伝えられています。江馬家歴代の菩提寺として庇護され寺運も隆盛しましたが天正10年(1582)、16代江馬輝盛が八日町の戦いで姉小路氏(三木氏)に敗れると討死し事実上滅亡(跡を継いだ江馬時政は豊臣秀吉に従った越前大野城の金森長近を頼り越前に退避し、長近の飛騨侵攻と姉小路氏の滅亡に大きく貢献しますが復権が叶わず、それを不服として反乱し粛清されています。)、円城寺もその兵火により焼失し衰退します。その後、高山藩2代藩主金森可重が天翁秀梅大和尚を招いて中興開山し、慶安2年(1649)には金森頼母重直が姫田三郎右衛門に命じて、現在地に移しています。火災が多く文化11年(1814)、明治28年(1898)、昭和4年(1929)に火事により堂宇が焼失し高山の保寿寺の本堂だった建物を円城寺の本堂として移築しています。
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円城寺(飛騨市):周辺の見所

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