岐阜県・池田町・禅蔵寺

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【 概 要 】−禅蔵寺の創建は延文元年(1356)、当時の美濃守護職土岐頼忠が覚源禅師を招いて開山したのが始まりと伝えられています。覚源禅師は下総国を長く支配した千葉家の出身で出家すると円覚寺(神奈川県鎌倉市)で修行を重ね、土岐頼忠の帰依により禅蔵寺や長蔵寺を開山しています。守護職土岐家の菩提寺として寺運が隆盛し寺領500石を有し境内には三重塔が建立されていたそうです。天文年間(1532〜1555年)、織田信長の兵火により焼失したことで衰退し(土岐頼芸は天文21年:1552年に斎藤道三によって美濃から追放された事で、大名家からは没落し、禅蔵寺も庇護者を失いました)、江戸時代に入ると大垣城の城主戸田氏から寺領を安堵されましたが最盛期程の寺運には及びませんでした。土岐頼忠及び一族の墓が岐阜県指定史跡に指定されているのをはじめ、坂本積が池田町指定史跡、土岐頼忠が筆したと伝わる鷹の絵が池田町指定文化財、土岐頼忠所持品が池田町指定文化財、推定樹齢650年の広葉杉が池田町指定天然記念物にそれぞれ指定されています。
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